凡愚モン日記

オッサンの独り言ブログ。何にでも興味を持ち、一つの事に拘らない(長続きしない)薄ーく・広ーい内容が自慢のブログ!

理想のクルマ

 仕事に忙殺され、久しぶりのブログ更新になりました。前回からの続きですが、自分が欲しいクルマについて書きます。前回も書きましたが、私はクルマに移動手段以外の目的に重きを置きますので、私以外にはあまり参考にならないと思いますが….。

 まず、エンジンです。これは少しピーキーなテイストが欲しいですね。ズバリ、直4気筒で良いので高回転型DOHC4バルブ、排気量は1600ccくらいがベストですな。これをフロントミッドシップに置き、ミッションは6速クロスのマニュアルオンリーです。この時点でAT免許保有者は相手にしないという高飛車な態度、こういう姿勢が最近の自動車会社にないように思います。シートは2つで十分、リアシートはスペアでも可です。ボディサイズは小さ目、フィットクラスで十分、そして、ここが肝要なんですが、オープンエアです!車重は900kg以下でお値段は300万円以下、タイヤハウス部分はフェンダーを大きく拡げて、タイヤサイズも前225、後245の50とし、3サイズは上から88、58、90(意味不明…)のダイナマイト級です。

 これに近い国産車となると、中古のS2000かマツダRoadstarしかないのですが、オープンを我慢しても、Zは大き過ぎで高いし、CR-Zか86しかないんです。HONDA関係者の皆さんS660はニッチ市場攻略専用車にしましょう。できれば昔のSのように、S660からS1000、最終的にS1600までシリーズ化しませんか。もっとHONDAには我儘なクルマ作りをやって欲しいですな。前述のとおり、6速クロスしか設定がないとか、エアコンやオーディオなんぞ全てオプション設定にし、ボンネットを開けてオイル残量すら見ないドライバーは相手にしない、屋根付きガレージのないヒトには所有できないとか、つまりメーカー側が明確に設定した消費者だけを相手にクルマを作るのです。何から何まで平等的なクルマ作りは卒業しましょう。

 この思想が全てをつまらなくしているように思います。誰にでも運転できて、峠道から長距離ドライブ、近くのコンビニまでの日常生活の足としても使えるとなると、これは全くつまらないのです。以前、東京で成功した女性社長をテレビで見ました。貧困から水商売、その後ネイルサロンが成功した方で、颯爽と白のフェラーリで登場してきました。ポルシェもフェラーリもこのザマです。クルマに興味がない30代の女性社長が経済力にモノ言わせフェラーリに乗る、ここで言いなりになるフェラーリが情けない。例えば鬼のように重いクラッチなら女性には無理ですし、ストップ・ゴーの多い都会ではマニュアルはクルマに興味ないヒトにはキツいでしょうし、そういうスペックからして相手にしないオーラ全開というクルマがこの国にも欲しいですな。そんな奇特な人間相手に商売になるかとHONDA関係者の方々の声が聞こえてきそうですが、クルマは作るだけでなく売ることに関してもグローバル商品です。人口の0.01%でも地球規模で言えば相当な数です。

 以前のブログでも書きましたが、クルマはモジュールの塊であるPC製品とは異なり製造国の文化度がかなりプロダクトとして現れます。大陸・半島製の下駄グルマが後発国を中心に販売台数を伸ばすとは思いますが、日本や西欧の自動車メーカーがそれにつられクルマをモジュール化製品にしないことを祈るばかりです。

 最後に、HONDAの関係者の皆さん!S660の市販はどうなんですか?やるんでしょう!やりますよねってか、いつ発売なんですか!!