凡愚モン日記

オッサンの独り言ブログ。何にでも興味を持ち、一つの事に拘らない(長続きしない)薄ーく・広ーい内容が自慢のブログ!

いい・・・・っ!!

 少し時間経過しましたが、アレ凄くいいと思いませんか、アレですよアレ!、東京モータショーに出品された「HONDA S660」ですよ。S2000が生産中止されてからでもかなり時間が経っていますが、また「S」が復活するのでしょうか。否、します!HONDA関係者の皆さん、お願いですので市販してください。

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(このアングルが一番のお気に入りです)  (まさにコクピット!)

スペックは不明なんですが、排気量は660ccでしょう。(当然です)このまま発売されると嬉しいですね。運転席は戦闘機のコクピットみたいで、単純に運転するヒトだけのことを考えて創られたクルマなんですよ。日本にはトヨタを筆頭に世界に冠たる自動車メーカーがありますが、何と言うのでしょうか、実用性第一と低価格と高品質というコンセプトだけで「遊び」という要素が欠落してますね。以前からHONDAだけはクルマで遊んでくれるメーカーなので大好きでした。

 実は私の車遍歴はHONDA一色で、他メーカーの車を所有したことがありません。今乗っているクルマはもう生産中止されている10年以上も前のクルマに乗っていますので、そろそろ更改時期なんですが、HONDA以外でも「欲しい!」と思える車がなく興味が薄れていたこの時期にS660です。やられました。

  昨今、若い人たちが自動車どころか免許すら持たないという傾向があり、自動車メーカーが危機感を持ち、その結果TOYOTA86が生まれたという話をどっかで聞きました。我々の時代では考えられないことです。大袈裟に言えば「自由」を具現化する重要なアイテムと言えばいいんでしょうか、無いと始まらないものでした。例えば、黄金の80年代に女子をお誘いするのにクルマがないということは海パンとママチャリでトライアスロンに参加するようなものでした。男子はセッセと見栄を張ったものです。若い頃の見栄とそれに伴う努力はその後の人生に於いて決して無駄ではないと思います。(単に自分に言い聞かせているだけにも思いますが・・・・)

 80年代的な考え方でいくとその国のクルマとその国の男子が好きな理想の女性の傾向には相関関係があるように思います。理想のイタリア女性は情熱的でグラマーなソフィアローレン(古っ)っぽいからクルマはフェラーリになるし、ドイツ女性は骨格が丈夫で堅実(これが理想かよ)だからベンツ、ヤンキー娘は陽気でグラマーなコルベットとか。イギリス女性の最高峰は王室ですからロールスロイス、日本女性は清楚で控え目なのでレクサスですかね。まぁ様々意見はあると思いますが、あくまでも80年代基準ですから。クルマは基本的にオトコのオモチャですから、理想の女性像に近付くのでしょう。自動車関係者にお願いしたいのは同じようなクルマをつくって欲しくないということです。クルマは個性的であること以外に存在価値なしです。もうG7の国ではクルマは既に移動道具の領域を超えてますから、発展途上国の移動手段としてのクルマと同じ土俵で争わないでいただきたいと思います。

 次回はHONDA関係者の皆さまにこうすれば売れるS660(大きなお世話ですが)について述べたいと思います。乞うご期待!