凡愚モン日記

オッサンの独り言ブログ。何にでも興味を持ち、一つの事に拘らない(長続きしない)薄ーく・広ーい内容が自慢のブログ!

あの国のこと

 久し振りのブログ更新(って言うか半年以上も放置ですが・・・・・)。いろいろありまして、今日から再開です。それにしても世の中、色んな事が起こっています。校長は盗撮するわ、有名歌手や校長(また校長、大丈夫か?)が覚醒剤するわ、議員がセクハラ野次飛ばすわ等々。まぁどうでも良い事件ですが、そんな事より個人的に気になるのはイラクの問題ですな。どなたかレクチャーして欲しいのですが、スンニ派とシーア派の違いです。一般的にはイスラムの原則は同じ「アッラーの他に神は無し」「ムハンマドアッラーの使徒なり」なんでしょうが、預言者の後継者の血統による世襲について見解が別れているようですが、この事がどれほど大きな意味を持つのか理解できません。(まぁそもそもイスラム自体理解できていませんけど)

 何故、イラクが気になるかと言うと自宅の近くに大学があり、学生用アパートが多いエリアなんですけど、ここにイスラム系住民が多く住んでいるんです。子供の学校にも10%くらいイスラム教徒の生徒がいて、彼等を全く理解していないという訳にも・・・と言う感じがあります。イスラムイコール中東ではないのですが、アジア系やヨーロッパ・北米系、南米系、アフリカ系という大括りでも一番理解が難しいのが中東系という気がします。(アジア系やアフリカ系にはムスリムいますけど)

 前述のシーア派とスンニ派は皮膚感覚では浄土宗と浄土真宗くらいの違いではないかと感じているわけですが、どうやらそうではないように思えます。現在のイラクの混乱は教義の差違によるような単純なものではないことは十分理解しています。ウラには石油利権もありますし、イランとの関係やサウジを筆頭にした産油国の思惑、石油に群がる企業やアメリカ・ロシアなんかも入り乱れて収集がつかないんでしょうな。って言うか、そもそも中東に勝手に国境作ったん、イギリスやらフランスやらでしょう。宗教や人種、伝統や文化等々、お構いなしに引いた国境ですもん、そりゃー揉めますわな。

 しかし、現在では やはりキーになるのは石油でしょうな。あのエリアが石油やレアメタルなど地下資源が全くなく単に遊牧民同士の争いをしているだけなら世界は見向きもしないはずです。私個人はメソポタミア文明古代文明では一番好きで、シュメールと聞くだけで今だに心躍るものがあります。ネット情報ですけど、イラクで1万年前以上前の遺跡が発見され、古代史が塗り替わるのではないかと言う映像見ました。

 そういう意味でもキライではないエリアなんですが、イスラム国なるものまで現れ、どうなるのか、注視が必要ですな。アメリカがどう出るのか、彼等とて基本は国益だけで動くはず、(立派なことは言いますが・・・)録画してるイスラム国関係のBSドキュメンタリー(BBC制作)をこれから観て、少し勉強してみよう!